2020年度 樫の若木賞

開催日
東京/2020年7月14日(火)、関西/2020年7月11日(土)
会 場
東京/財団事務所ビル内、京都/京都大学構内 
受賞者
3名
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東京会場/左より半林理事長、伊藤さん、前田顧問

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関西会場/左より村野選考委員長、矢野さん、清水さん

例年、奨学生懇談会にて行っていた樫の若木賞の授賞式は、感染拡大防止の観点より、受賞者3名の内、1名が東京に、お二方が関西地方にお住まいであることから、授賞式を東京と京都に分けて開催しました。

東京会場(財団事務所ビル内)

7月14日(火)に財団事務所が入居しているビル内に併設されている前田建設工業の社員クラブ施設にて、半林理事長および前田又兵衛顧問にご出席頂き、授賞式を行いました。
伊藤万桜さんは、文化庁及び(公社)日本演奏連盟主催のオーディション合格による「伊藤万桜ヴァイオリン・リサイタル」の開催の業績を選考委員5人全員が授賞相当と評価しました。半林理事長より伊藤さんに賞状および副賞、記念品の盾を授与。伊藤さんには授賞式後、即興演奏を披露して頂き、その後、理事長より祝賀会を催して頂きました。音楽に造詣の深い理事長と伊藤さんとの間で、旧ソ連の著名な作曲家である「ショスタコーヴィチ」に関して会話が弾み、話が尽きないご様子でした。

伊藤万桜さん
文化庁及び(公社)日本演奏連盟主催のオーディション合格によるソロ・リサイタルの開催。

関西会場(京都大学構内)

京都在住の村野選考委員長にお願いして7月11日(土)に村野委員長の職場である京都大学内のセミナー室にて開催して頂きました。
矢野将寛さんは、英文論文3編の上梓および国際会議において学会賞を受賞された上で、大阪大学から博士号(工学)を授与されました。これは、樫の若木賞に相応しいと評価し、授賞とさせて頂きました。
清水真好さんは、京都市考古資料館合同企画展を成功させ、地元の新聞に掲載された上に、地域への社会貢献活動をされたというご業績は、樫の若木賞として十分評価されるものでした。
村野選考委員長より賞状および副賞、記念品の盾を矢野さん、清水さんのお二方に授与頂き、その後京都市内にて祝賀会を催して頂きました。村野委員長との間で文系・理系、分野が違えども研究に関する闊達なお話に花が咲き、コロナ下ではありま したが、とても有意義な思い出深い会となりました。

矢野将寛さん
大阪大学より博士号(工学)を授与。
清水真好さん
京都市考古資料館合同企画展の成功および地域への社会貢献活動。