樫の芽会について

アルプス公園(松本市)の樫の大木
アルプス公園(松本市)の樫の大木

樫の芽会は、経済的事由により修学が困難な学生に奨学金制度をもって支援し、
将来社会にとって有用な人材を育成することを目的に、昭和36年に設立されました。

樫の芽会 設立について

『樫の芽会』はその名前が示すように、樫の芽の双葉にも相当する学生の皆さんがのちに樫の巨木にまで成長、発展して頂くことを念願として創立された奨学育英団体であります。その設立には、本財団の初代理事長である白石方亮氏(北陸電力㈱・元常務取締役)の「一年に一人でも二人でも貧しい前途ある青年のために学資の一部に援助する方法はないだろうか」「私の余生をこれに捧げたい」との固い信念と情熱、そしてその崇高な思いに感銘した先代前田又兵衞氏(前田建設工業㈱初代社長)の大きな財政的支援がありました。

昭和36年に4人の奨学生を選定して奨学金月額5,000円で開始された事業は、創立時の思いが脈々と受け継がれ、また心からなる善意に満ち溢れた数多くのご支援者を得て、財団設立以来60年を越えた今日、奨学生・会員数は千百名を超えるような大きな発展を遂げ、会員は各方面で今日も活躍されています。

設立趣意書(抜粋)

「ささやかなりともこれら有為の青年の向学に資するため奨学資金を貸与し、
将来のわが国をになう人物を世に出すことを願い、
ここに財団法人樫の芽会を設立せんとするものであります。」

初代会長前田又兵衞前田建設工業(株) 初代社長

初代会長
前田又兵衞
前田建設工業(株)
初代社長

初代理事長白石方亮北陸電力(株) 元常務取締役

初代理事長
白石方亮
北陸電力(株)
元常務取締役

情報公開

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